2022年5月29日(日)

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韓国・大邱の荒野を美田に変えた日本人
平成30年4月13日、大邱で開催された追慕祭。中央はオジェヒ元駐日大使(提供:水崎林太郎顕正会)

平成30年4月13日、大邱で開催された追慕祭。中央はオジェヒ元駐日大使(提供:水崎林太郎顕正会)

 日本統治下の朝鮮(現韓国)の大邱に開拓民として渡り、水不足に悩む地元住民のために、朝鮮総督府と交渉。十数億円の資金を調達し、荒野を美田に変えた日本人水崎林太郎(明治元年~昭和14年、享年72歳)。死後80年が過ぎ彼の業績をたたえる動きが故郷岐阜県で盛んになっている。
 5月1日、長良川国際会議場(岐阜市)で1000人が参加し、同氏を検証する大会が開かれた。現在の岐阜市加納の農家に生まれた水崎氏。加納町長や岐阜県農林学校の事務長などを務め、47歳で単身、開拓農民として韓国へ。驚異的な情熱と交渉力・行動力をバネに、地元住民と一緒に巨大な貯水池「寿城池(スソンモ)」を築いた。「池が見える場所に韓国式の墓で眠りたい」の遺言を残し、今なお、地元住民から「恩人」と、慕われているーーー。
 「まず、人のために」の信念のもとを実践し続けた氏の生涯は、時代を超え、国を超えて人々に感動を与えている。
≫地元岐阜で遺徳たたえる講演会
  12年かけ貯水池と用水路造る
≫「まず、人のために」実践した生涯く
 近年高まる顕彰の機運 

国 際

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 露孤立で中国寄り加速懸念

オピニオン

▼ここが変だよ 日本共産党
 訴追力なき「自由と平和貫き100年」
 参院選のスローガン

文 化

▼岩手で頑張ってます!
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コミュニティー

▼いのちの言葉
 「孝」の心は、人生の柱
 幸福の縦軸、横軸、座標軸
▼令和時代の家族のかたち

 埼玉県条例案を巡る疑問点(前編)
▼親子で学ぶニュースQ&A
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ファミリー

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 ②パワハラに注意を!
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▼カウンセラー向井敬二の相談室
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教 育

▼福祉の現場から
 リスカ少年が路上で車に石を投げる
 バラバラな家族 行き場のない想いが問題行動に

生 活

▼2022年6月の運勢
 6月6日~7月6日 丙午 七赤金星

グラフ

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